
フランチャイズに加盟しようと考えているが、どこのフランチャイズがいいのかわからない。

この記事はそんな悩みにお答えします。

・経営コンサルタント6年
・店舗立ち上げコンサルタント9年
・立ち上げに携わった200店舗以上
・全国1位店舗担当スーパーバイザー
・担当店舗の売上6年で60倍達成
・日本フランチャイズ協会認定スーパーバイザー士
の経営・立ち上げのプロの私がこの記事を書いています。
1.成功するフランチャイズを見分けるには直営店を知りましょう
2.直営店の数、直営店の比率、直営店の売上
①直営店で売上をどんどん伸ばしていきたいケース
②直営店はフランチャイズチェーンのための実験場・広告塔のケース
3.直営店の売上、直営店の経費、直営店の粗利
4.直営店の人員、直営店の給与、直営店の商品・サービス、直営店の大きさ・設備
①直営店の人の確認方法
②直営店の商品・サービスの確認方法
③直営店の店舗・設備の確認方法
5.まとめ
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フランチャイズの窓口
資料請求におすすめのフランチャイズ比較サイト②
BMフランチャイズ
資料請求におすすめのフランチャイズ比較サイト③
フランチャイズ比較ネット
では解説していきます。
1.成功するフランチャイズを見分けるには直営店を知りましょう

成功するフランチャイズの見極め方の一つが直営店です。
フランチャイズの直営店をしっかり見ていきましょう。
そもそもフランチャイズには2種類のお店があります。
フランチャイズ本部が運営している店舗です。
・加盟店
フランチャイズ本部とは違う企業が加盟料を払って加盟している店舗です。
この違いを覚えておいてください。
なぜ直営店を見る必要があるかというと、理由は簡単です。
直営店の成功したノウハウ=フランチャイズ本部のノウハウ
つまり言い換えると直営店で成功したノウハウが、フランチャイズ本部のノウハウであり、そのノウハウを皆様が高い加盟料を払って買うことになります。
なので、直営店が成功をしていないのなら、成功をしていないノウハウをあなたが高い加盟料を払って買ってしまうことがあるわけです。

成功するフランチャイズを見分けるには、まずは直営店を確認する必要があります。
では直営店のどこを見ればいいでしょうか。
- 直営店の数
- 直営店の比率
- 直営店の立地
- 直営店の売上
- 直営店の経費
- 直営店の粗利
- 直営店の人員
- 直営店の給与
- 直営店の商品・サービス
- 直営店の大きさ・設備
では解説をしていきます。
2.直営店の数、直営店の比率、直営店の売上

まずはこの3つを確認しましょう。
直営店が全部で何店舗あり、全体の店舗数の中で直営店の比率、そして直営店がどこにあるかです。
実はフランチャイズ本部によって直営店に対する考え方は違います。
大きく分けるとこの2つになります。
②直営店はフランチャイズチェーンのための実験場、広告塔。

どちらがいい悪いではなく、検討しているフランチャイズ本部が上記のどちらの側面が強いかを確認することが大切です。
ではフランチャイズ本部が直営店の位置づけをどう考えているかで出店の立地がかわります。
ケース別に解説していきます。
①直営店で売上をどんどん伸ばしていきたいケース
直営店はフランチャイズ本部の主に自社が売上を上げるために存在している場合は、当然ですが、いい立地に出店するでしょう。
フランチャイズ本部が直営店で大きく売上を伸ばしていきたいと考えていれば、当然そのフランチャイズのビジネスモデルに即したいい立地に出店しています。
②直営店はフランチャイズチェーンのための実験場・広告塔のケース

また2のケースではどうでしょう。
例えば、北海道にまだ自社のフランチャイズの店舗がないとして、今後北海道の出店を増やしたいと思えば、直営店を札幌に出し、北海道の旗艦店として運営し、成功事例をつくり広告塔として、北海道の加盟を促進させていきます。
コンビニエンスストアの直営店はイメージがつきやすいと思います。
中には直営店を持たないフランチャイズ本部もあります。
自身でそのビジネスを行っていない、またはやめているということになりますので、そのようなフランチャイズ本部には注意が必要です。

直営店の店舗数、全体の店舗数からの比率、直営店の立地を確認することにより、フランチャイズ本部の戦略をまずは確認していきましょう。
3.直営店の売上、直営店の経費、直営店の粗利

次に直営店の数字です。
多くのフランチャイズ本部ではこの数字は公開していると思います。
なぜなら、このデータをもとにフランチャイズ展開をしているからです。

逆にいえば、直営店のデータを公開していないフランチャイズ本部は注意が必要だと思います。
そのフランチャイズ本部のノウハウを利用して運営している直営店の売上が上がってなければ、当然そのノウハウの信憑性は低くなります。
フランチャイズ本部の営業は、「加盟をすれば儲かる」というプレゼンをすると思いますが、実際に直営店が儲かってなければ、そのフランチャイズ本部には加盟しないほうがいいです。
直営店と加盟店で例えば毎月のロイヤリティが違ったり、商品販売をしている場合、卸値が違ったりするケースも考えられます。
直営店とは言え、一つの加盟店と同じようにフランチャイズ本部が取り扱ってるかを確認しないと、言わば数字のマジックに引っかかってしまいます。
この後の章で解説をしていきますが、売上を上げるための販促費や人員構成も重要なポイントです。

直営店を実験場や旗艦店として考えている場合は、フランチャイズ展開をイメージしているビジネスモデルと数字が乖離している場合もあります。その場合はその理由を確認するとともに、近隣の加盟店の売上数字を確認することをおすすめします。
4.直営店の人員、直営店の給与、直営店の商品・サービス、直営店の大きさ・設備

最後に数字の裏付けとなるリソースの確認です。
直営店のリソースはフランチャイズの業態によって異なると思いますが、人、物、金が基本になります。
①直営店の人の確認方法
1人で行うビジネスで自分が行う場合であっても、未経験の業種であれば、フランチャイズ本部の提案するビジネスモデルがすぐに自分が出来るのかを検討する必要があります。
どの項目も同じですが、ポイントは、直営店ではできるけど自分ではできるか?です。
フランチャイズはあなたば経営者となり、ビジネスを運営していきます。
直営店ができたからと言って、あなたが全く同じようにできるかはわかりません。

直営店を調べるとともに、自分に同じことができるかという視点を持つことが大切です。
②直営店の商品・サービスの確認方法

商品・サービスについては、フランチャイズ本部の直営店に対する考え方で違うケースがあります。
例えば他の加盟店では販売できない商品・サービスがあり、売上が上がってた場合は、そのフランチャイズ本部に加盟をしても自社の運営する店舗では販売が出来なくなってしまいます。
また卸値が違うケースなどでは、粗利が変わってきてしまいます。
そのような状態では直営店の数字を鵜呑みにすることはできません。
テストマーケティングをしている場合も含めて、上記も事前にしっかりと確認していきましょう。

直営店ならではの商品・サービスがあった場合はその理由を確認しましょう。
③直営店の店舗・設備の確認方法
最後に店舗の大きさや設備の確認です。
これも旗艦店として直営店を大型店舗していたり、高額で加盟店がすぐには導入できない設備を導入している直営店もあります。
大型店や好立地、高額な設備を導入していれば、当然他の店舗との差別化ができ売上は上がりやすいです。
多くのフランチャイズ本部は、あなたに自社のフランチャイズに加盟をしてもらいたいと思います。
そのため直営店を好立地に出店し優秀な人財や多額の費用を投入し、成功モデルを作ることでしょう。

自分が経営者として直営店と同じように自店舗で再現できるかという視点で直営店を見てみましょう。
5.まとめ

まとめです。
直営店の10のチェックポイントを元に上記をしっかりと見極めていきましょう。
気になるフランチャイズ本部や業種があれば、まずは資料請求からはじめていきましょう。
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独立・起業には失敗は許されません。しっかりとした事前準備をした上で、成功確率の高いビジネスモデルを選択していきましょう。
というわけで以上です。
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